「農業を新たに始めたい」、「農業法人に就職したい」等、農業に関心のある女性を対象とした女性就農セミナーを10月30日(水)に大分市で開催し、12名の方に参加いただきました。ありがとうございました。
セミナーでは、
最初に、体験発表として、国東市でこねぎ経営を行っている名城優子氏と玖珠町で鉢花経営をされている有限会社サザンガーデンの穴井記代美氏よりご講演を頂きました。
【講演要旨】
(名城氏)農作業には軽トラック(四駆、マニュアル)が欠かせないので、マニュアルの免許は取得したほうがよい。自分の成長を記録する意味でSNSはやっておけばよかった。
(穴井氏)女性を雇用する場合、短時間勤務のパターンは複数必要。就労環境ももちろん大事だが、従業員個々に対応した教育が必要である。
次に、自営就農に関する研修制度や支援制度の説明、雇用就農に関する情報提供がありました。
最後に、女性を雇用している農産物として「にら」、「大葉」、「いちご」の紹介がありました。
セミナー修了後には、
ランチミーティングでは参加者と関係機関との意見交換を行い、その後、事前に希望のあった5名の方と個別面談を行いました。
ミーティングでは「親が農業をやっているが、高齢で後を継ぐこととなっている。何を栽培したらよいか」、「これまでも農業に興味があり、子供に手が掛からなくなったので、農業をやってみたい」といったご質問やご意見も出され、農業に対する関心の高さがうかがえました。
参加者からは、
「農業に興味がある女性が思ったより多くて驚いた」、「実際に就農している話を聞けてよかった」といった感想を頂きました。
大分県では、このようなセミナー等を今後とも続け、農業に就業を希望する女性に対して支援していきたいと考えております。
「 おすすめ情報 , お知らせ , 農業 」の関連記事